玄人志向の 「KURO-DACHI/CLONE/U3」 をレビューします。
レビュー中編では、検証を含めた各種ベンチを行っていきます。

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製品情報

簡単に案内したレビュー前編の続きです。
ここからは各種ベンチマークをご案内します。

用意したサンプルHDDは4つ。

A:WD360ADFD(36GB)
B:WD30EZRX-1TBP(3000GB = 3TB)
C:HDT725032VLA360(320GB)
D:ST3320620AS(320GB)

この全てのサンプルをNTFSでクイックフォーマット。
アロケーションユニットサイズは16K、測定OSはWindows 7 Enterprise 64bit SP1です。

それでは検証開始。

検証1:スロット1とスロット2で転送速度は変わるのか?

使用サンプル:B(USB3.0接続)

1 2

スロット1の方が、50MB測定においてリードが速い。
しかしスロット2の方が、100MBと500MB測定においてライトが速い。

検証結果1:スロットによる速度差はある。スロット2の方が総合性能が高い?
(※注記 画像を注視するとスロット1を32bitで計測している?参考値として考慮下さい。)

検証2:USB3.0で接続した場合の速度低下は存在するのか?

使用サンプル:B(SATA 6G / USB3.0スロット2)

3 2

概ねSATA 6Gの方が速いが、50MB・100MB測定時以外の差はわずか。

検証結果2:速度差は存在する。しかしUSB3.0接続時の性能低下は少ない。

検証3:クローンにかかる時間はHDDによって変わるのか?

クローン元サンプル:A
クローン先サンプル:B・C・D

クローン元にはサンプルAを選択。
クローン先には残りのサンプル3つで行い、全ての時間を計測する。

測定時間の開始はクローンボタン長押し後のランプ全点灯時。
測定時間の終了はクローン完了後のランプ全点灯後。
測定時間の判定は撮影した動画で行い、開始・終了とも前後1Fまでの部分を削除して計測する。

4 5

Windows 8 Enterprise 64bitをインストールした直後がこちら。

マイコンピュータ上のディスク使用領域(プロパティ参照値)は18.7GB。
内部を展開した全フォルダの容量測定値(フォルダ全囲い)が11.7GB。
ファイル数は84,018個、フォルダー数は18,930個です。

サンプルAをクローン元となるスロット1に差し込み、
続いてサンプルB・サンプルC・サンプルDへコピーしていきます。

A → B

クローン終了時間 A → B:8分13秒

A → C

クローン終了時間 A → C:8分54秒

A → D

クローン終了時間 A → D:11分18秒

検証結果3:HDDによって変わる。クローン元容量が多いほど、性能差による時間差が顕著になる可能性あり。

clone

ちなみにクローン終了後のディスクがこちら。

クローン前は1パーティションだったものが、2つに変化。
クローン実行時、新規にパーティションを作成して行うようです。

KURO-DACHI/CLONE/U3 レビュー後編に続きます。

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