「HUD-mx1 レビュー導入編」ビジュアルグランプリ2011受賞のUSB DAC

Audinstのヘッドホンアンプ「HUD-mx1」をレビューします。
24bit/96kHzに対応した、1万円強では鉄板とされる人気のモデルです。

　価格：16,500円（165P・送料無料）

発売から根強い人気を誇るヘッドホンアンプです。
本体にはWolfson社の最高級D/Aコンバータである、WM8740（117dB）を搭載。
音質において最も重要なOPAMPやコンデンサーにも、高級部品を採用しています。

実は、以前から購入を迷っていたヘッドホンアンプです。
購入の決め手は、高いコストパフォーマンスとヘッドホン⇔RCAの切替に対応していること。
ヘッドホンとRCA端子を搭載している製品は多くとも、切替ができる製品となると限られてくるのです。

購入時期：2013年2月23日
購入店舗：楽天市場 – ｅイヤホン楽天市場店（利用回数：初回）
使用期間：1週間
配送業者：佐川急便

外部梱包です。

ダンボールの大きさは、縦19cm・横26cm・高さ12cmです。

内部梱包です。

商品箱にはエアキャップが施され、緩衝材で保護済。
梱包状態としては充分なレベルです。

商品箱です。

商品箱前面のシールが、各所で評価されていることを如実に表しています。

商品を開梱していきます。

商品やケーブルがビニール袋に入っていないのは、状態の良い中古品を購入したため。
実はいざ買おうと商品のページに向かうと、ちょうど新品が売り切れだったのです。
結局振り上げた購入意欲をどこに振り下ろして良いか分からず、中古品の購入となりました。

最後のUSBケーブルが別撮りになっているのは、販売先のショップが同梱し忘れていたため。
そのため今回の商品は商品本体とケーブル単体の2度、配送業者のお世話になっています。

こういうトラブル時にショップの真価が問われますが、店員の返答もスムーズで問題なし。
ケーブルのみの追加発送にも関わらず、同サイズのダンボール箱で到着するほど良心的でした。

本体前面と背面のアップです。

前面中央にはヘッドホン端子とRCA端子の切替スイッチを搭載。
記載されている画像のとおり上がヘッドホン出力、下がRCA出力です。
もちろん切り替えた側からしか音は出ないため、両方から音が出るということはありません。

またゴム製で安っぽいという評価が見受けられるボリュームスイッチは、見た目以外の欠点は無し。
とくに個人的にはスイッチの周囲につけられた小さな突起が、大変回しやすく気に入りました。

背面の接続端子は左から光出力、USB入力、AC入力、RCA出力です。
ACアダプターは付属していますが、USB接続時バスパワーで電力供給されるため接続は不要です。
ただしACアダプターのほうが音質が良いとされるレビューもあるため、好みで利用しましょう。

導入前の環境：IS01 – EHP-CT34 – AT561A/1.0 – R1000TCN + AT-ES1200
導入後の環境：PC – USBケーブル – HUD-mx1 – RCAケーブル – R1000TCN + AT-ES1200

導入後のUSBケーブルとRCAケーブルは、HUD-mx1のものを使用しています。
レビューにあたり、私の耳はオーディオと縁の無い糞耳ですからあくまでもひとつの意見として下さい。

導入後は導入前と比べ、中音から高音に変化が見られました。
とくに弦楽器の変化が顕著で、楽器ごとの特性が印象的に感じられるようになったと思います。

逆に低音はそれほど変化はなく、解像度は「多少上がったかな？」といったところ。
導入前より音質は向上したと思うのですが、残念ながら「すごく高音質になった」とは感じられず。
結果「私にとってこれ以上の価格帯はムダなのでは？」という、悲しい回答を明示された格好です。

良いところ

悪いところ

総評

オンボードの音質の悪さに頭を悩ませている方には、オススメできる製品です。
とくに内蔵サウンドカードと違い導入がしやすく、パソコン間での使い回しも容易。
体感できるほどの遅延も感じられず、ゲームによほど力を入れている方以外は問題ないでしょう。

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