IODATAのNASキット 「RockDisk」 のレビュー中編です。
設定編では導入編で組み込んだHDDを、NASとして設定していきます。

 価格:4,800円(48P・送料600円)



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レビュー前編「RockDisk レビュー 導入編」 3.5/2.5インチSATA HDD対応自作NASキット

いよいよここからは設定編。
NASとしてローカル共有の設定、外部公開の設定を行っていきます。

まずはioPLAZAのRockDiskマニュアルページiconから、ビギナーズガイド 【第二版】をダウンロード。
ほとんど設定内容は画像付きのそのガイドを参考にしてもらうとして、要点を下記に書き出します。

 1.Net Toolを利用して、RockDisk内部へ接続する。
 2.ID:admin、PW:adminで設定画面を開く。
 3.RockDiskのファームウェアアップデートを行う。
 4.搭載HDDをフォーマットする。
 5.ホスト名とIP、adminパスワードを任意に設定する。
 6.再起動して再接続後、サーバ設定から有効にするサービスを選択する。
 7.ログインポータルから、ステータスがOKになっていることを確認する。
 8.外部ネットワークから、「http://設置元IP:18080/webdav/」に接続できることを確認する。

1つ目の注意点は、5番目のホスト名にRockDiskを含む名前を設定しないこと。
RockDiskを含む名前にすると7番目でステータスがOKになりません。

2つ目の注意点は、7番目のログインポータルが有効にならない場合に、手動でポートを開放すること。
ルータ内部で宛先にRockDiskの設定IPを、18000と18080のポートをTCPとUDPの両方で設定します。

3つ目の注意点は、8番目でビギナーズガイドに表記のあるmyiSharingを使わないこと。
私の環境ではどうやっても接続できなかったため、「http://設置元IP:18000」の方がスムーズかと思います。

ここまで行えば、無事外部から接続できるようになっているはずです。
気になる転送速度はローカル環境において、約20MB/sでした。

下記からは覚えにくい設置元IPにDDNSを割り当て、外出先から接続しやすいようにします。

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1.No-IPへ移動し、Sign Up Nowをクリック。

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2.画像に従って内容を入力し、Sign Upをクリックする。
3.入力したメールアドレスに確認メールが届くため、クリックして有効化する。

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4.No-IPにログインし、画面上でドメインとIPが紐付いているか確認する。
5.問題ないようであれば、「http://Username.no-ip.org:18080/webdav/」へアクセスする。

接続できれば作業完了。
設置元のIPが変更されない限り、この覚えやすいIPで外部から接続することができます。

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ちなみにRockDisk内にもDDNS設定が存在。
入力することで設置元のIP変動をNo-IPへ反映させることができる。
……と思うのですが、私の環境ではうまく動作しませんでした。

レビュー後編 「RockDisk レビュー 総評編」 導入編+設定編+追記分総まとめに続きます。

※追記

本日のレビュー前編からレビュー中編を記載している間に、値上がりするという間の悪さ。
レビュー中編記載後の商品価格は、4,800円(48P・送料600円)となっています。

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