ノーブランドの 「腕時計用工具16点セット」 をレビューします。
オリジナル説明書と、バンドコマはずしピン2本が追加されたモデルです。
価格:980円(9P・送料無料)
腕時計の電池交換及びベルト交換が行える工具の、16点セットです。
さらに紹介先ではショップのオリジナル説明書と、バンドコマはずしピン×2本が付属。
より便利に各作業が行える内容となっています。
写真レビュー
購入時期:2013年4月22日
購入店舗:オールプラン
配送業者:メール便
外部梱包です。
商品本体です。
厚みの関係からか、とくに緩衝材はありませんでした。
紹介先オリジナルの説明書です。
購入者特典のようですので、一応モザイク処理をしています。
詳細レビュー
この商品は、海外から輸入した腕時計のベルト調整用に購入しました。
近隣の時計店に持ち込もうかと思いましたが、
「店で購入していない腕時計の調整をお願いするのは、マナー的にどうなの?」と、流石に躊躇。
インターネットの情報では、ベルト調整自体はとくに難しい作業ではなさそうでしたので、
今後の経験のためにベルト調整くらいはできるようにと、このたび挑戦してみることにしてみました。
実際の作業に利用したのは工具16点セットのうち、この3点のみ。
理由は安価な腕時計だったため、時計調整が割ピン形式だったこと。
最も大きな理由は、工具全般の工作精度があまりに悪いことです。
この工具は本来、ベルトを固定している割ピンを押し出す用途に使います。
しかし画像を確認すればわかるように、バンドコマはずしピン本体が下を向いています。
試しにバンドコマはずしピンを押し出していくと、なぜかガリガリとした感触が。
なんということでしょう
腕時計のベルトを設置するベースが削れていくのです。
上部からの画像がこちら。
見事にベースが削れています。
もし腕時計本体で試していたら……割ピンが外れないばかりか、壊れていた可能性すらあります。
そのほかの工具もここまでとはいきませんが、見るからに精度を欠く作りです。
良いところ
- ベルトの調整 は できる
悪いところ
- 工作精度が悪い
総評
使用用途が限定されそうな工具セットです。
あくまでもベルトの調整はできますが、「そのほかの作業はどうなの?」と疑う設計。
視点を変えて「安かろう悪かろうを具現化した商品」だとすれば、再現度はかなり高いと言えます。
ベルト調整に使用したのは前述の通り、ベルト固定バイス・バネ棒はずし・ハンマーだけ。
この3点のみ入手すればベルト調整は行えるという結論のみ得られ、良い経験となりました。
そくぽち.com流 ベルト調整方法
1.腕時計をベルト固定バイスに、腕時計へ印字されている矢印を下に向けて固定する。
2.割ピンの位置にバネ棒はずしをあて、ハンマーで軽めに叩き続けて押し出す。
3.ベルト調整が終わったら、腕時計に印字されている矢印が上を向くように固定する。
4.割ピンをハンマーで軽めに叩き続け、ベルトと接したらバネ棒はずしを利用して最後まで押し込む。
注意点はなるべくハンマーのゴム部分を使用して、腕時計に傷をつけないことと、
割ピンにゴミがつかないよう、清潔な割ピンの置き場所を用意しておくことの2点です。
私の腕時計では割ピンに塗られたグリスにより、うっかり机に置いたらホコリが付いてしまいました。
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