Amazon.co.jpの7型タブレット 「Kindle Fire HD 16GB」 をレビューします。
前回のレビューに引き続き、詳細なレビューを含めた内容を掲載していきます。
価格:12,800円(送料無料) 注釈:クーポン FIRE3000 利用時の価格
前編:「Kindle Fire HD レビュー」 基本操作説明+ベンチマーク+アプリ(apk)インストール方法
前回のレビューの追加編です。
本日0時からKindle Fire サマーセールが開始されたため、現在把握している情報をまとめていきます。
今回のレビューでは画像が多いため、基本的にサムネイルにしています。
画像をクリックすると実サイズで表示できますので、任意の画像をクリックして下さい。
拡大された画像はクリックすると次の画像へ、画像の外枠をクリックすると閉じられます。
使用ベンチマーク一覧
AnTuTu 安兎兎ベンチマーク Ver.3.3.1
Vellamo Mobile Benchmark Ver.2.0.2
MikuMikuBench Ver.2.1
端末性能とデバイス詳細
AnTuTu 安兎兎ベンチマークで確認できるデバイス情報です。
Vellamo Mobile Benchmarkで確認できるデバイス情報です。
パソコンとKindleの接続状態です。
端末初期化直後で空き容量は12.1GB、メインフォルダは12個。
フォルダ全囲い時はフォルダ数62個のファイル数70個で、3.73MBを使用。
16GBという容量に対して12.1GBということは、アクセスできないシステムファイルが多そうです。
追加ベンチマーク
AnTuTu 安兎兎ベンチマークのスコアです。
Vellamo Mobile Benchmarkの、HTML5スコアです。
Vellamo Mobile Benchmarkの、Metalスコアです。
Vellamo Mobile Benchmarkの、Advanced Videoスコアです。
Vellamo Mobile Benchmarkの、Octane Benchmarkスコアです。
MikuMikuBenchのスコアです。
詳細レビュー
Amazonらしい無難なつくりのタブレットです。
背面も中華パッドによくみられるような光沢ではなく、マットなラバー調を採用。
そのため手にしっかりと馴染むうえ、滑りにくく傷が目立ちにくいという利点があります。
1,280×800のIPSパネルを採用した液晶画面は視野角も広く鮮やかで、美麗の一言。
画質を活かして光沢フィルムを貼るか、見やすさを重視して非光沢フィルムを貼るか悩みます。
また売りとしている無線のレスポンスと、スピーカーの音質も良好。
無線の接続はスリープからすぐに復帰するため、ストレスとは全く無縁。
スピーカーはネットラジオではノイズが気になるものの、無圧縮WAVをそつなく鳴らします。
音質は明瞭かつ歌詞も聴き取りやすい範囲で、低音が僅かに弱い点を除けば不満はありません。
その反面、前述のベンチマークから推測されるとおり、主流タブレットに及ばない基本性能が難点。
タブレット本体へのファイル転送やWebブラウジング、無圧縮WAVの再生は問題ないのですが、
720pの動画ファイル(H264+AAC)を再生中に、何度も音声と映像のズレが確認できました。
しかし1,440×1,080(生ts)や1080p(H264+AAC)が問題なく再生できることもあり、
エンコード方法やビットレート、ファイルサイズに大きく左右されるのかもしれません。
とはいえ全体的な動作は、カスタムAndroidを採用しているためか重さを感じにくい設計で、
よほど重たいアプリの使用やゲームを目的としない限り、気にならない性能だと言えるでしょう。
ちなみに重量はそくぽち調べで387g。
主要な7型中華タブレットと比べ、少し重めな数値です。
良いところ
- 全体的な質感
- ドルビーオーディオ対応のステレオスピーカー
- デュアルバンド対応のWi-Fi
悪いところ
- 基本性能
- Googleプレイ非対応(apk手動導入必須?)
- AC – USB充電器非同梱
総評
定価15,800円という価格を考慮すると、「お得かな?」と感じるタブレットです。
「7型タブレットは欲しいが、Nexus7は高い」
「中華タブレットは品質に不安」
という方に私のような方にオススメでき、
記事掲載時点で行われている3,000円OFFセールを利用すれば、お得感はさらに増大します。
ただし注意すべきは、やはり基本性能。
動画再生や3Dゲームを目的としているなら、一考の余地があります。
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