HanyeTechの変換アダプタ 「CR4000B-HY」
のレビュー後編です。
この記事ではmicroSDHCを2枚認識させる方法と、ベンチマークを掲載します。
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レビュー前編:「CR4000B-HY レビュー 導入編」 microSDHC×2 – ProDuo変換アダプタ
前回の記事でスロット1を単独で利用するところまで記載しました。
しかしこの状態のままでは、スロット1・スロット2にメモリーカードを挿しても片方しか認識しません。
そのためスロット1とスロット2を同時に認識させる方法が必要になります。
その方法とは、スロット1・スロット2にメモリーカードを挿したままフォーマットを行うこと。
フォーマット前は片方の容量しか認識されませんが、フォーマット後は合計容量で認識されます。
今回の記事で使用しているメモリーカードも前回と同じものです。
ベンチマークに使用するカードリーダーはBSCR12U2BK。
以前レビューしたSDH8GC10-BLKで使用したものです。
CR4000B-HY ベンチマークと詳細レビュー
α.SanDisk microSD 2GB
β.Dream Flash microSD 2GB
スロット1:α
スロット1:b
スロット1:α スロット2:β (合成フォーマット済)
以上の結果から、私の環境では異なるメーカーの同容量で動作確認ができたと言えます。
ベンチから見てとれる傾向は、合成するとメモリーカード単体より速度が低下すること。
αとβの平均かと思いきやそれすら及ばず、βより遅いα単体よりも落ち込んでいます。
良いところ
- 手軽かつ安価にmicroSDHCをPRO Duo化
- 違うメーカーでも利用可能?
悪いところ
- 速度が低下する (遅い方に引っ張られるどころか、遅い方未満に)
総評
あっさり認識してしまい、拍子抜けした変換アダプタです。
私はPRO Duoを使用する製品を所持していないために実機の確認ではできませんでしたが、
サイズ厚みともに純正PRO Duoと大きな違いはないように思います。
厚みがあり抜けなくなるという、旧モデルのCR5400をあえて選択する必要はないでしょう。
使用する際の注意点は、前述のとおり速度が低下すること。
速度を重視する方は、スロット1のみ。
容量を重視する方は、スロット1とスロット2両方で利用しましょう。
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