IODATAのNASキット 「RockDisk」 のレビュー追記です。
何か忘れていると思ったら、権限のことを記載していなかったのです。

 価格:4,800円(480P・送料600円)



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レビュー前編 「RockDisk レビュー 導入編」 3.5/2.5インチSATA HDD対応自作NASキット
レビュー中編 「RockDisk レビュー 設定編」 NAS初期設定と外部公開&No-IP DDNS設定
レビュー後編 「RockDisk レビュー 総評編」 導入編+設定編+追記分総まとめ

レビュー後編の公開後、何か引っかかっていた内容を本日思い出しました。
権限のことを全く説明していなかったのです。

rockdisk+p1z

共有フォルダの概念と設定例です。
各種設定を行うことで、このような共有や公開方法ができます。
ここでは4つのアカウント、Aさん・Bさん・Cさん・Dさんがいるとします。

 Aさん:社内用・A個人用の2つが見える
 Bさん:社内用・A個人用・B個人用の3つが見える
 Cさん:社内用・A個人用・B個人用・C個人用・管理用の5つが見える
 Dさん:D個人の1つだけ見える
 外部:WebDAV接続時に公開用が1つだけ見える

それぞれのアカウント作成時、勝手に個人用のフォルダが自動で作成されます。
ただしこの個人用フォルダは共有するか否かを設定できるうえ、削除もできます。

読み込み専用・読み込み/書き込み設定は、アカウントごとが対象。
そのためBさんは B個人 を読み書きできるが、 A個人 は読み込みしかできないという設定は不可能です。
Bさんを読み込み専用にすると、社内用・A個人用・B個人用も読み込み専用になります。

これは他のレビューでも触れられていた点で、改善が必要な仕様だと言えるでしょう。

ちなみに設定可能なアカウントとフォルダの上限数は不明です。
ただし実用上問題ない程度の人数は設定できるように思います。

rockdisk-p2

それぞれの項目説明です。

新規作成:アカウントを新規に作成する
修正:アカウント権限やそのアカウントが利用できるフォルダを設定する
有効/無効:アカウントの有効や無効を切り替える
削除:アカウントを削除する

rockdisk-p3

「修正」を押した場合の画面です。

左側のウィンドウが作成したフォルダの一覧。
右側のウィンドウに共有するフォルダを指定します。
指定方法は左からフォルダを選択し、右矢印をクリックすればOKです。

rockdisk-p4

それぞれWebDAVサーバー・SMBサーバー・FTPサーバーごとに、アカウントを設定できます。

独自ドメインの設定方法

レビュー設定編で、No-IPを設定する方法を紹介しました。
しかしこの方法でも、最終的には「http://Username.no-ip.org:18080/webdav/」が限界。
これをどうにか短くできないかと考えました。

そこで余っていた独自ドメインを利用し、サブドメインで運用することにしました。
今回利用する独自ドメインはeNomで取得したものです。

rockdisk-p5

eNomのDNS設定画面に入り、Host RecordsからEditをクリック。

rockdisk-p6

Add Newで新しいルール記入欄を追加し、画像のように入力。
画像の入力方法は例として「rockdisk.sokupochi.com」に設定する場合です。
記入が終わったら右側のルール適用項目から、URL Redirectを選択しSaveをクリック。

設定を終えれば「rockdisk.sokupochi.com」をブラウザに入力することで、NASへ接続できるようになります。
NASの設置元IPが変化しない限り、再設定する必要はありません。

この設定のおかげで、NASへの接続がとても便利になりました。

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