IODATAのメディアプレーヤー 「RockTube」 のレビュー後編です。
YouTubeプレーヤーとしても、メディアプレーヤーとしても使えるモデルです。
価格:1,280円(12P・送料600円)
レビュー前編 「RockTube レビュー 導入編」 多機能なキャッシュ対応YouTubeプレーヤーの続きです。
注意
HDMI接続のため、今回はスクリーンショットを用意できておりません。
きっと「写真撮れよ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかしRockTubeを接続しているディスプレイが撮影できる状態ではないため、割愛させて下さい。
RockTube 詳細レビュー
前回のファームウェアアップデートを行えば、すでにYouTubeを視聴できる状態です。
メニュー右端の「YouTubeを見る」を押せば、さらにメニューが表示されます。
表示されるサブメニューは以下のとおり。
検索:任意の動画を検索します。
おすすめ:YouTubeのおすすめ動画リストを表示します。
人気:YouTubeで人気の動画リストを表示します。
新着:YouTubeに最近投稿された動画リストを表示します。
評価の高い動画:YouTubeで評価の高い動画リストを表示します。
カテゴリ:YouTube公式のカテゴリを表示します。
ブックマーク:ブックマークした動画リストを表示します。
マイリスト:マイリスト機能で設定した動画リストを表示します。
キャッシュ済み:キャッシュ済の動画をリスト表示します。
キャッシュ検索:キャッシュ済の動画を検索します。
このほかフォト・ミュージック・ビデオにも以下のサブメニューがあります。
ライブラリ:キャッシュ用HDDに転送したメディアをリスト表示します。
USB:RockTubeに接続したストレージ内のメディアをリスト表示します。
ファイル共有:ネットワーク内の共有フォルダ内にあるメディアをリスト表示します。
RockTubeはRockDiskに比べ、Web上でのマニュアルが充実。
上に記載したメニュー一覧も用意されている徹底ぶりで、RockDiskとの違いに驚きます。
USBポートは前面と背面に各1つづつ搭載されており、背面をキャッシュ用として利用、
前面をUSBストレージやUSBキーボードに利用すると良いでしょう。
このUSBポートは一般的なワイヤレスキーボードにも対応しており、本体から離れての操作も可能です。
キーボード入力はリモコンに比べ、遥かに操作が捗る点が大きなメリットです。
もちろん対応しているのはキーボード入力のみで、マウスは反応しませんでした。
またRockTubeに電源が入っている場合は、ローカルネットワークからRockTubeに接続可能。
接続用のIPはメニュー左端の「設定」から「システム設定」、「ネットワーク設定」から確認できます。
RockTubeに接続した画面です。
文字だけのシンプルな外観。
ここで本体からは行えない、様々な設定を行うことができます。
またRockTubeはYouTubeプレーヤーとして利用するほか、メディアプレーヤーとしての利用も可能。
フォト・ミュージック・ビデオの各メニューから、「フォルダ共有」を選べばファイルを再生できます。
この「フォルダ共有」ではWindowsの共有フォルダのほか、RockDisk内のファイルが参照可能。
ただしRockDisk内のファイルを参照するには、SMBサーバーのguest設定を有効にする必要があります。
ネットワークを介しての再生はスムーズ。
操作感は私が所持しているネットワークメディアプレーヤーの「HD600A」に匹敵します。
このHD600Aは昨年において評価の高い製品ですが、RockTubeの購入で出番がなくなりそうです。
唯一確認できたRockTubeがHD600Aに劣る点は、無圧縮WAVを苦手としていること。
RockTubeで無圧縮WAVを再生しようとカーソルを合わせると、十数秒固まります。
再生ボタンを押しても十数秒固まるため、サウンドプレーヤーとしての利用は難しいです。
良いところ
- 本体の質感
- ファームウェアの更新頻度
- フォームウェアで追加された、様々な機能群
悪いところ
- 無圧縮WAVが苦手
総評
一時期無線ルータでやらかし、ネットワーク関連製品から距離を置いていたIODATA。
その会社による製品だとは思えない内容です。
RockTube発売当初の評価はあまり芳しくないようですが、ファームウェアの更新で劇的に変化。
コストがかかるファームウェアの更新を何度も行っている対応は、とても評価できます。
「頻繁に仕様変更を行うYouTubeに、今後もちゃんとファームウェアで追従するのか?」
これ以外に心配する点はありません。
YouTubeプレーヤーとしての評価は、多機能かつ画質もキレイで文句無し。
メディアプレーヤーとしての評価は、おまけにも関わらず専用機に並ぶ性能で遜色無し。
YouTubeプレーヤー×メディアプレーヤーとしての評価は、そくぽち 間違い無し。
RockDiskと同じく、こちらも再販されたら早めに確保しましょう。
RockDiskと違って、RockTubeなら各テレビに1台づつ導入することもできますし。
……冗談です。
どちらにせよRockDiskとRockTubeの出来は、私が持つIODATAへの評価が向上したほど良いのです。
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